S.C.01
余白を活かした
クリニック
札幌駅前通りに面したテナントビルの3階、間口8M 奥行25Mのスペースに計画された美容形成外科です。エントランスを入って左正面に受付があり、その受付に面して通路があります。駅前通り側に待合スペース・カウンセリング室・診察室・院長室、そして反対側に手術室・リカバリー室・中央材料室などの診療スペースを配置して、その二つのエリアを長い通路が繋ぎます。
患者同士がなるべく顔を合わせないようプライバシーの配慮が求められました。そのため個室が多くなり、通路部分も多くなります。
街並みを連想させるような動線計画を考えました。歩きながら多様なエレメント(サインとしての機能も兼ねる)が連続的に視界に入ります。
隙間・余白を無駄と考えるかゆとりと考えるか・・・それらを前向きに捉えることで、全体として豊かな場が形成されたと思います。
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- 所在地
- 北海道札幌市
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- 用途
- クリニック(美容形成外科)
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- PHOTO
- SAKAI Koji